2015年02月17日

目には目を、歯には歯を・・・・・その2

がらがら仙人は中学2年生のときに、「世界史」の授業で、『ハムラビ法典』のことを知りました。



歴史の先生いわく、『ハムラビ法典』のなかには、「目には目を、歯には歯を・・・・・」という、
有名だが、恐ろしいことが書いてあるとのこと。
もし、誰かの目をつぶしてしまったら、犯人は同様に目をつぶされ、
もし、誰かの手を切り落としてしまったら、罰として、同様に犯人は腕を切り落とされるという、
日本では考えられないような残忍な刑が処せられる、と言うものでした。

場所は中東、いみじくも、現在『イスラム国(ISIL)』で揺れているあたりですが、
45年前の・がらがら仙人中学生には、砂漠とアラビアンナイトの世界しかイメージできませんでした。



今から45年前の新潟地方には、NHKとNHK教育とBSNの3つの放送局しかなく、
UHF放送が始まりかけて、NST局ができていたかいないかの頃。
プロレスファンの・がらがら仙人は、サンダー杉山・豊登・グレート草津・ラッシャー木村らが所属する国際プロレスの中継しか見ることができず、
ジャイアント馬場・アントニオ猪木・山本小鉄らが所属する日本プロレスの試合中継を見たい場合は、
BSNの受信が悪くなるのを承知で、アンテナを福島放送の方に向けなければなりませんでした。

力道山はだいぶ前に刺殺されて亡くなっていました。

中学2年生・がらがら仙人にとっては、西欧人(白人)のイメージは、
「人間風車」のビル・ロビンソンがイメージ。華麗で自信に満ちていて正義のイメージ。
中学2年生・がらがら仙人にとっては、中東人(アラビアンナイト)のイメージは、
「アラビアの怪人」ザ・シークという、狡賢くて卑怯で姑息でいかがわしい悪のイメージでした。

何しろ「外国人」なんて、実物は1度も見たことがなかったですしねえ。
付け足しですけど、がらがら仙人は髪がかなり赤毛だったものですから、
よく「外国人」とからかわれました。

そんなベースがあるものですから、
『ハムラビ法典』のなかの「目には目を、歯には歯を・・・・・」という言葉は、
やられたらやり返すという、復讐すべしという、怖い言葉に思えました。

キリスト教でも、目には目をのフレーズは、復讐を容認どころか、推奨した言葉という認識のようです。
ユダヤ教の宗教改革者・イエスは言います。
「あなたたちも(旧約聖書で)聞いているとうり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。しかし、わたしは言っておくが、悪人に手向かってはならない。もし、だれかがあなたの右の頬を殴るなら、左の頬も向けてやりなさい。・・・・・・」
 (新約聖書 共同約 マタイオスによる福音 復讐してはならない ルカ6 より)



ところが、がらがら仙人にとって、この言葉の評価は、現在、180度、変わりました。
『ハムラビ法典』での「目には目を、歯には歯を・・・・・」という言葉は、
『寛容』を育てる為の言葉だったのです。





posted by GARAGARA-SENNNINN at 00:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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